6人LW狩猫生存下でのギドラCOが効果的です。このエントリではそれをみていきましょう。 考える状況は以下の通りです。
<状況>
貴方は霊能です。霊能結果から6人LWが確定しています。(狂人の死亡も確定している)
4日目の夜(5日目の朝)に平和が出ました。
残っているのは霊村村狼猫狩という内訳です。
真占いの○は自分だけです。前日に、
「狩人の平和が自分ならCOをしないで」 という指示を出していて、
朝一の狩人COがありませんでした。
したがって、平和の発生先は貴方で確定しています。
この時、霊能としてどのような指示をだすのがいいかを考えましょう。
この文章の目的は、シンプルな仮定の下で計算した時、
「狩人と猫に素直にCOしてもらって、3グレーLW2吊りにする」(村勝率2/3) よりも、「狩人と猫にギドラCOをしてもらう」という進行を選ぶことで、
(村勝率5/6)にできることを主張することです。
<仮定>
* 発言からのライン等を全く考慮せず、常に騙りと真が釣れる確率は同様に等しい (2人1Wなら決め打ち成功確率1/2, 3人1Wなら決め打ち成功確率1/3)とする。
* 村も狼も上の仮定の下で、自分自身の勝率を最大化するような行動をとるものとする。
* ギドラCO者のうち、狩人を噛む確率と猫を噛む確率は1/2ずつである。
さて、「猫と狩人はギドラCOをしてくれ」と言った時の狼の選択肢を考えましょう。 この時、もしLWの狼がギドラCOの騙りを出したら、その地点で村勝ちです。
(ギドラCO者3の地点で、ギドラを解除させます。偽がいた方を吊りきって終わりです。) したがって、LWはギドラCOの騙りに出られません。
ギドラCO者2は確定村陣営なので、確定○が2つ増えて、5日目はCOなし3グレーから吊りをすることになります。
この時、3グレーからLWが釣れたら村勝ちです。(確率1/3)
5日目の夜に続いたら、ギドラCO者には、霊能鉄板護衛をすることを指示しておきます。 こうすると、狼が噛める所は、ギドラCO者しかいなくなります。
(霊能嚼みだと平和が出て、吊りが増えてCOなし者の吊りきりで、村勝ち)
(COなしの人嚼みだと、グレー数が減って、4人最終日にCOなしのLWを釣って終わりです。)
したがって、村の勝ち筋としては、
* LWが猫を噛むことか
* LWが狩人を噛むことに成功するものの、最終日の2択でLWを吊ることに成功する
という2つがあります。
(逆に言うと、狼の勝ち筋は、1/3の吊り選択を逃れ、狩人をかみ、そしてさらに最終日の2択に勝つという手しかありません。)
以上をまとめると、狩人 - 猫COではなく、
狩人と猫が両方ともギドラCOをした時の村の勝率は、
(5日目LWが釣れる確率)
+ (5日目村が釣れる確率)
* ( (LWが猫を噛む確率) + (LWが狩人を噛む確率) * (最終日の2択でLWを吊る確率))
= 1/3 + 2/3 * (1/2 + 1/2 * 1/2) = 1/3 + 1/2 = 5/6 = (約83%)になります。
2/3と比べるとかなり高くなるだけでなく、
最終日猫狼村の時の猫ルーの時の村勝率3/4よりも高くなるのは少し意外ですね。
(狐がいないこと前提ですが)LW状況下での猫潜伏はやっぱり村相当有利ですね。
平和がでても、猫噛みがあっても吊りの増える偶数進行の時だからこそ
ギドラCOの威力が存分に発揮されていますね。
「霊能が確定○である」ということを村のみんなが分からないと、この戦略は使えないじゃないか!と考える方もいるかもしれません。
その為には、7人の夜に指示を出しておけば大丈夫ですね。
「霊能平和だったら、朝一で狩人はCOするな。」と。
平和がでて、朝一に狩人COがない = 霊能平和が全視点で確定。
その状況になったら、霊能の結果をみてLWになっていることを判断して
猫も狩人もギドラCOをすればいいですね。
ギドラが有効に活用される場面をもっとみたいです!
こんなギドラCOの使い方、いかがでしょうか。